カクテル・スナック 笑の館
カクテル物語

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アイリッシュコーヒー

世界的に知られたカクテル コーヒに アイリッシュ・ウイスキーを加え フレッシュミルクをフロートした 世界的に知られた カクテルです。 加えるスピリッツやリキュールのアレンジで 呼び名が変わります。
スコッチウイスキー=ゲーリックコーヒー
コニャック = ロイヤルコーヒー
アクアビット = スカンジナビアンコーヒー
ベネデクティン = モンクスコーヒー
カルバドス = ノルマンディコーヒー
キルシュ = ジャーマンコーヒー
などになります。

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1920年代にカルピスの広告宣伝のキャッチフレーズで「カルピスは初恋の味」と言われました。
年齢層によって知らない方もいると思います。
カルピスを使ったカクテルで、フイズ流行の時代に流行りました。
初恋の思い出は、そっと胸にしまっっておいた方がよいですね。

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ヴァイオレット・フイズ

失恋の味と言われていますが、ベースに使われているリキュールの名称が パフェタアムールと言われフランス語で完全なる愛と言いますが、 1950年代サントリーのヘルメスリキュールの名称が「バイオレット」と言われ、その名称からつけられました。
当時は、ジン・フィズ  カカオフィズ  玉露フィズなどフィズが女性の間で大流行しました。現在も多くの人に飲まれています。

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ビトウィンザ・シーツ

このカクテルは、”ベットに入って”の意。
ナイトキャップ・カクテルと言われています。
中口て割とさっぱりしています。意味深なネーミングですね。

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アレキサンダー・カクテル

※ 19世紀半ばのイギリス国王エドワード7世の王妃アレクサンドラに捧げられたもので、初めはアレクサンドラと女性名がついていました。
クリーミーでまろやかなな甘さのカクテルで食後のアフターディナー・カクテルの代表的なカクテルと言ってもよいでしょう。
ベースをジンに変えるとプリンセスメリー!ウオッカでは、バーバラ、或いはルシアンベア、となりラムではパナマ、 テキーラだとシルクストッキングとなります。本当にカクテルってとても楽しいですね♪

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カウボーイとバーボンウイスキー
※ カウボーイとバーボンウイスキーは切っても切れない間柄ですが昔ローハイドと云う番組がテレビで放映されていましたが、 若きクリント・イースト・ウッドが牛を追いながら広野を駆け巡り、夜にはキャンプファイヤーを囲み干し肉を食べながら、 荒々しいバーボンウイスキーを喉に流し込む、まさに男の世界に憧れた方も多かったのではないでしょうか。
その、カウボーイが活躍したのは意外に短く1866〜1880年代の20年足らずの間で、南北戦争で食料が不足しそれを補うために、 牛を高く買ってくれる東部へ通じる鉄道の駅まで大量の牛を運ぶと大儲けが出来るので牛の数1000頭位を、 なげ縄と6連発銃を構えたカウボーイが活躍しました。
チャックワゴンが一台とカウボーイは6人手間編成されていました。
西部劇に登場するアビリーン、ニュートン、ダッジシティなどは牛の集散地「牛の町』として大いに栄えたようですが、 仕事を終えたカウボーイ達のふところを狙って、酒場の女や賭博師がここぞとばかり待ち受け、カウボーイー達は稼ぎを全て使い果たす事は珍しくなく、 酒の上の殺し合いも多かったようです。
ここ、釧路の街も昔漁業が全盛の頃、地方から出稼ぎ来た漁師達がバー、キャバレー、クラブにと飲み歩き、 切り上げ金〔歩合金〕を懐に夜の蝶たちに使い果たす漁師も数多くいましたが、 どこかカウボーイー達と漁師達は重なってみえますが和洋を問わずどこの男も女も皆変わらないものですね。
バーボンを傾けるとき、ちょっとそんな男逹の事を思い浮かながら飲むのもまた一味違う味を楽しめるかもしれませんね。♪♪♪(^.^)

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今日はスカイダイビング・カクテルを御紹介しましょう。♪
※ この作品は、大阪の渡辺義之氏作品。1967年ANBAカクテルコンペティション一位入選作品。
深いブルーカラーが印象的な涼味満喫の、爽やかな口当たりのよい中口味のカクテルです。

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ニューヨーク・カクテル

※ その名の如く、アメリカの都市ニューヨークです。
1625年オランダ人によってマンハッタン島に建設されたニユーアムステルダムは1664年にイギリス艦隊によって占領され、 ヨーク公(後ジェームス3世)の名をとってニューヨークと改称しました。
ワシントン大統領の就任もここで行われ、合衆国最初の首都でした。
ニューヨークの夕景を彷彿させるカクテルです。

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カクテルの飲み方(ショート・カクテル)

カクテルには、ショート・カクテルとロング・カクテルがあります。
ショート・カクテルは、60ml〜90ml迄のカクテルグラスで飲みまが、アルコール度数は全般的に高くなりますので、お酒に自信のない方は、注意しなくてはなりません。
また、ショート・カクテルにはアイスが入りませんので、冷たいうちに飲むのが良く5分から10分位の間が飲み頃です。 でも、人の体に入ったアルコールが全身に回るまで20分〜30分の時間がかかります、問題はこの、時間差です。 冷たいうちが美味しいからと20分〜30分の間にたて続けに3〜4杯も飲みますと一気にアルコールが体内に回り悪酔いのもととなります。
美味しく楽しく飲むには、合間にお水(チェイサー)を飲むか、少し時間をおきながら飲むのがよいでしょう。

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カクテルの飲み方No.2(ロング・カクテル)

前回は、ショート・カクテルのお話しをしましたが今回は、ロング・カクテルのお話しをします。
ロング・カクテルとは、アイスの入った8オンス(240ml)〜10オンス(300ml)位迄のタンブラーで飲みます。
アルコール度数はショート・カクテルに比べて炭酸飲料や果汁などで割るので度数は低くなり、お酒に自信のない方にも気楽に飲まれるカクテルです。 アイスが入っているものが多く少し時間をおいても、美味しくお飲みになれます。 長い時間楽しくお酒を飲むにはこの、ロング・カクテルが最適です、カクテルは味を楽しみ、色やデコレーションを楽しみ、香り、 バーテンダーのシェーキングの音やグラスに入った氷の音色、グラスの冷たさや感触を楽しむ、これ程 人の五感を満足させる飲み物はないでしょう。
また、その時の体調や、気分、食前食後色々な状況がありますが、自分のお気に入りのバーに行って、自分に合ったカクテルを楽しんでみたら、きっと素敵な夜を楽しめる事と思います。

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ラスティ・ネイル

※ ラスティ・ネイルとは、「錆た釘」、のことでベースになるドランブィはウイスキー・リキュールの中でも最も歴史があり有名です。
平均熟成15年のハイランドモルトに約40度のスコッチ各種ハーブ、蜂蜜を配合して作られたリキュール。
ちなみにドランブィとは「満足すべき飲み物」と言う意味です。また、同じウイスキー同士の組合わせとなるため相性は抜群です。
ドランブィが甘すぎたのでスコッチウイスキーを注ぎ足したのが始まりともいわれる。アフターディナーに最適なカクテルです。

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キャロル・カクテル

※ このカクテルは、ライ・ウイスキーをベースにしたマンハッタンや スコッチウイスキーベースのロブロイなどと同じバリェーションで ブランデーをベースにしたカクテルです。
ブランデーの芳醇さとベルモットの甘さがベストマッチングの古くから飲まれているカクテルです。

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ジャックローズ・カクテル

※ このカクテルには多くのレシピがあります。
ジャックローズのジャックとは、アメリカ産のアップルブランデーをアップルジャックと言う事と、 バラの鮮やかな色と芳しい香りをイメージして作られたカクテルです。
フランスでは カルバドス 、日本ではアップル・ブランデーと呼んでいます。
ライムの酸味とグレナデンシロップの甘味がさわやな甘味を引き出しています。

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スティンガー・カクテル

※ アフターディナー用の甘口カクテルの代表選手。
ニューヨークのコロニーレストランで、オリジナリルカクテルとして考案されました。
スティンガーとは「針」のことであるが「風刺」或いは「皮肉をいう人」の意味もある。
※ グリーンぺパーミントを使うと「エメラルド・カクテル」ペパーミントの風味が味に鋭さを持たせブランデーの 芳醇さを引き立て清涼感があります。

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青い珊瑚礁(ブルーコーラルリーフ)

今宵は、日本の代表的なカクテルをご照会します。
このカクテルは、1950年東京で開かれた、第二回オールジャパン・ドリンクス・コンクールの第一位入賞作品です。
名古屋市のバーテンダー鹿野彦司氏の作品です、ミントの味が効いた強いですか、飲み口は以外とさっぱりしています。
映画「青い珊瑚礁」が大ヒットし、広く知られるようになりました。

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オリンピック

1900年に開催された パリオリンピックを記念してホテル・リッツのF・マイヤー氏が作ったカクテルです。
ブランデーと濃厚なオレンジジュースのまろやかさが体中にしみわたります。
世界中で愛されているカクテルです。

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ソルティードッグ

※ ソルティードッグとは、イギリスで船の甲板員を指すスラング。
彼らはいつも波のしぶきを浴び、体に塩気を浴びていたから¨しょっぱい奴¨ (salth dog)と呼ばれた。
このカクテルはイギリスで生まれ、最初はジンベース(ジンにグレープジュースと塩を加えてシェークしていた) だったがアメリカに渡ってからウオッカベースに変わり塩をスノースタイルにするレシピにし、 ビルド・アップ(グラスに直接つくる)ようにしてアメリカ西海岸で大流行したカクテルです。

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ネグローニ

※ ネグローニとは、イタリア人の姓で、イタリアのフィレンツェにカソーニというレストラン があって、 ここの常連客のカミローゼ・ネグローニ伯爵は、 上記処方のカクテルをアペリティフとして飲むのが好きで、バーテンダーのフォスコ・スカリセリ氏によく作らせた。
そこで、スカリセリ氏は、このカクテルをネグローニと命名し、伯爵の許しを得て、1962年に発表しました。
カンパリのほろ苦い味が ジンとベルモットとよく調和しています。

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オレンジブロッサム

※ アメリカの禁酒法時代に、ピッツバーグ市のバーテンダー、ビリーマロイ氏によって考案されました。
創案の動機は、当時、禁酒法時代下に流通したジンが粗悪で何とかしてその匂いを消そうと考えたのが始まりであったといわれています。
しかしオレンジ・ブロッサム(オレンジの花)と云うカクテル名は、そんな時代の暗いイメージをなんら感じさせない、優れたネーミングです。
※ オレンジの花は、花言葉は「純潔」と云う事から、ウエディングドレスを飾る花として使われ、同様にこのカクテルも、結婚披露宴のアペリティフとして人気があります。

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ロング・アイランド・アイスティー

※ 1960年代初頭に、アメリカで生まれたカクテル。
紅茶を一切使わなで紅茶の色、味を表して一躍人気になりました。
ジン、ウオッカ、ラム、テキーラの4大スプリッツが使われて、飲み口がかなり強く感じます。

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マンハッタン・カクテル

それでは、カクテルの女王と呼ばれ、18世紀の半ばから世界の人に飲まれ続けて来た偉大なカクテルである マンハッタン・カクテルをご紹介しましょう。
このカクテルは様々な処方が行われています。 ベースウイスキーはライ・ウイスキーを使用する例が多いが、バーボンを指定している例、ライ・ウイスキーまたはバーボンをとしている例も見られる。 一般的にはカナデアン・ウイスキーを含めてアメリカンタイプのウイスキーを使えばいいのです。 レモンピールを絞りかけるのは、我が国特有の処方である。
※ 由来 その1 アメリカ東部の説では故チャーチル 2013_11_09_2 英国首相の母堂第19代大統領のとき、ティルデン候補の後援会が ニューヨークのマンハッタングラブでパーティーを催した時に作られたといわれています。
※ その2 西部の説では、1846年メリーランド州のとあるバーで傷ついたガンマンのためにバーテンダーが気付けの一杯として作ったと云われてる。
※ その他 バリェーションベースをスコッチウイスキーに変えると、ロブロイ( ROB ROY)となる。 ライ・ウイスキーを指定している例も見られる。カナデアン・ウイスキーを含めてアメリカン・スタイルのウイスキーを使えばよい。 マンハッタン(ミディアム)マンション(ドライ)がある。

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ジン・リッキー

今宵は、甘いのは嫌!でもアルコールが強いが嫌!って方にオススメのカクテルです。 リッキーとは、スピリッツにライムの果肉とソーダーを加えてつくるカクテルです。
※ 由来 19世紀の末、アメリカのワシントンD・Cのレストラン・シューメーカーズで生まれました。 それを愛飲した顧客にジョー・リッキーという名の将校がおり、その人にちなんでリッキーと名がついたといわれています。
※ その他のバリェーション ウイスキー、バーボン、ラム、テキーラ、様々なスピリッツやリキュールが使われます。 通常ベースを頭に冠して、例えばバーボン・リッキーなどと呼びます。

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マティーニ・カクテル

今日は、辛口カクテルの代表的な存在。 カクテルの王とも呼ばれ世界的に圧倒的な人気で支持をされ偉大なカクテルだけに、アレンジした処方が数多い、第二次世界大戦後はドライ化の傾向です。
※由来 …カクテルの原形とされる古いカクテルです。 19世紀半ばにイタリアで生まれたジン&イト(ジンとスイートベルモット)がこのカクテルの祖先である事は誰の目にも明らかです。 ベルモットのメーカーのイタリアのマルティニー・エ・ロッシ社が、このカクテルに自社のベルモットを使うように宣伝。 「マルティニー・カクテル」と名付けたといわれる。
まだ、製氷機が発明されていなかった時代の古典的なカクテルでありジンもベルモットも冷やさないのが本来のスタイルだったが現在はステアーするのが主体です。
※ 尚、ジンは1660年に、スイートベルモットは1757年に生まれています。 2013_10_23_2 この二つが出会いマテイニーの前身ジン&イットが生まれたのは1850年以前のことです。
※ マテイニーの人気の要因
(1)ジンとドライベモットの二つの材料で作らるシンプルさ、カクテルが知名度を高め普及していく為にはシンプル・イズ・ザ・ベストで作りやすい事。 日本ではドライベルモットにオレンジビタースを加えるところもあるが国際的に見るとこれは昔から風変わりな処方とみなされていました。 現在ビタースを使わないのが正統派で、本流だといわれていますが、 どちらの処方も飲み手側から見ると好みによる事と思います。
(2)材料であるジンもドライベルモットもストレートで飲んでもおいように酒として完成されており、 二つの酒を配合比率でミックスしても間違いなく美味しく飲める相性の良さがある。 その為パーソナルな好みの配合比率を選ぶ事が出来る。それ故にこのカクテルを「パーソナル・マティーニ」とシャレて言うことがある。
(3)ドライマティーニの冷たさ(coldness)冴えた辛口(dryness)の口当たりと鏡のような透明感(clarity)澄んだ味わい(purity)が〈命の水〉 という表現さながらの迫力をもって飲む人の精神力を奮い立たせてくれる。
※ 逸話…1 イギリスの故チャーチル首相はベルモットのボトルを眺めながらジンをストレートで飲んだという。
※ 逸話…2 007のジェームスボンドはシェークしてくださいね飲むのが定番。
※ 逸話…3 名優クラーク・ゲーブルはベルモットのボトルを逆さまにして振り。コルク栓てグラスを拭きジンを注いで飲んだとか。
※ 逸話…4 ヘミングウェイの小説の主人公は、オリーブを種入りにしたり、レモンピールの油分を表面に散らすなど様々なこだわりがある。
※ シンプルなだけにスイートから超ドライまで、アレンジは200種以上になる。

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ミリオンダラー・カクテル

今日は、ミリオンダラー・カクテルで 楽しんでみましょう♭
※ 由来 日本で生まれ、世界的に有名になったカクテルの代表的なものです。 「バンブー・カクテル」の作者、横浜のホテル・ニューグランドのルイス・エビンガー氏が創案し、 銀座のカフェ・ライオンのバーテンダー 浜田昌吾氏が銀座の客に大いに奨めて、有名になりました。 百万ドルと云う名のカクテルで、大正時代から特に人気がありました。 当時はオールドトムジンを使っていましたが、近年はドライジンが使用されています。 このカクテルを飲んで、贅沢な気分に浸ってみたらどうでしょう。

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トムコリンズ

今宵は、トムコリンズ・カクテルを楽しみましう♪
1800年のロンドンのリマーズ・クラブでウエィターをしていたジョン・コリンズが考案しました。
当初はオランダ産のジュネバ・ジンを使い彼の名をつけジョン・コリンズと呼んでいましたが、 やがてイギリス産のオールド・トムジンを使った物も人気が出て、それをトムコリンズと云うようになりました。
現在では、ドライ・ジンでも作るようになりました。
※ ジンをウイスキーに変えるとジョン・コリンズと喚ばれます。

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ミモザ・カクテル

今日は、ミモザ・カクテルを楽しでみましょう。
※ 由来 イギリスでは、バックスフイズと呼ばれています。
ロンドンのバックスクラブ、フランスのシャンパン・ア・ロランジュを導入し、 クラブ名を付けて売り広めたのがこの名花に似ているとして昔から「SHYMPAGNE A LORANGE 」として上流階級の間で愛飲されて来ました。
出来上がりの色がミモザに似ているところから、いつしかミモザと呼ばれるようになりました。
シャンソンを聞きながら素敵な誰かと?飲んでみたいカクテルですね♪♪♪

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ホワイトレディ・カクテル

今日は、ホワイトレディ・カクテルを堪能しましょう♪
由来 1919年ロンドンのシローズクラブに勤務のパーテンダー、ハリーマッケルホーン氏によって作られました。
始めは、クレームド・ミント(ぺパー・ミントリキュール)を使い、色はホワイトーであったか、 緑であったかは不明ですが後に1925年にジンベースに変更され、それ以来広く愛飲されるようになました。
また、サボイ・ホテルのアメリカン・バーによるとハリークラドツク氏が1920年代に作ったとも言われています。
このベースのジンを更に1931年にブランデーに変更して客に供したのがサイドカーです。
今宵は、淑女な貴方におすすめのカクテルですね。

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サイドカー・カクテル

さぁ〜!今夜は、バーテンダーのシェークの腕が最も問われるサイドカー・カクテルをご案内いたしましょう♪
※ 由来その1
第二次世界大戦中のパリで、いつもサイドカーに乗っていた大尉が創案したと云う説。 この大尉がバーで飲んでいると、急用で帰隊しなければならなくなった、コニャックを一気にに飲み干すには強すぎる、 そこでキューラソーとレモンを加えて飲んだところ、これが大変美味しいカクテルになった。 当時のバーテンダー達は店の前でオートバイのエンジンの音がすると、このカクテルの用意をしたと云われています。
※ その他 2
1933年、パリのハーリズ・ニューヨーク・バーのバーテンダーだった ハリーマッケルホーンが考案し、旅行ブームでパリを訪れる人々の間に広めたと云う説が有力です。
※ 人物紹介
ハリー♪マッケルホーンはロンドンのクラブでバーテンダーをしていた時代の1919年に、ぺパーミントのホワイトレディと云うカクテルを創案、 その後、1919年ハリーズ・ニューヨークバーを経営。 1925年ロンドン時代のホワイトレディの処方を、ジンベースに改良、評判をとった。 1931年そのホワイトレディのベースをブランデーに変えたものを店で売りだし、それを愛飲する顧客の乗用車にちなんで、サイドカーと名付けた。
※ カクテルの基本的な要素は、アルコール、酸味、甘味の3つの要素が三位一体となってグットバランスでオールディ・タイプとしては最も優れています。 まさに、カクテルの味覚の黄金分割と云えます。

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ブラッディーメアリー

今宵は、ブラッディーメアリーで楽しみましょう。
※ 由来:16世紀半ばのイングランド女王メアリー1世に由来しているという節が有力です。
女王はカトリック復興の為に、プロテスタントを多数、迫害 「血塗られたメアリー」と呼ばれたという色彩から考案されたカクテル名です。
※ オリジナルは、禁酒法代説のアメリカで、トマトジースにジンをミックスした、ブラッディ・サムだとう説が根強く 1920年頃、パリのニューヨーク・バー、(ハリーズ・ニュー、ヨーク・バー前身)で生れたと云う説。
1940年以降、ウオッカの人気が高まり、ブラッディーメアリーに取って替わりました。
ちょっとホラーな感じのカクテルですがちょっと癖になってしまうかも?

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ピンクレディ・カクテル

今宵は、ピンクレディ・カクテルを楽しみましょう♪
※ 由来、1912年に、ロンドンで生まれたカクテル!
この年にロンドンで「ピンクレディ」と云うドラマが上映され、大変話題になりました。 最終日の夜、関係者一同が開いた打ち上げパーティーの席上、ドラマでヒロイン役を演じたヘイズン・ドーン嬢に捧げられたのが、 このカクテルでした。
創案者の名前は残念ながら伝わっていません。
卵白を使ったカクテルとしては、ミリオンダラーと並んで双璧です。
1970年代後半に大人から子供にまで大人気だった日本のデュエットシンガーのピンクレディとは全く関係はありませんが。 今宵は、ウキウキ、リズムでお飲みになってはどうでしょうか♪

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ダイキリ・カクテル

今夜は、ダイキリ・カクテルを訪ねて見ましょう。
※ ダイキリ・カクテルの名は、キューバにある鉱山の名。
キューバは1898年までスペインの植民地だったが、米西戦争後、アメリカの軍制下に入りダイキリ鉱山にも米国の技術が乗り込んだ。
その技師の一人、ジェニング・コックスは、キューバ特産のラム、ライム、砂糖をミックスして飲むのを好み、それにダイキリと云う名をつけたと言われています。 また、砂糖の替わりにグレナデンシロップを使い赤く仕上げるダイキリもみられましたが、 今は、赤く仕上げてバカルデイ社でのラムを使う処方はバカルデイカクテルと分けられています。
※ この他に「フローズン・ダイキリ」がありこのカクテルは“スロッピー‐ジョーンズと云うレストラン・バーで生まれたといいます。 文豪 ヘミングウェイが愛飲した事で有名です。

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ニコラシカ・カクテル

今夜は、口中で作るカクテルをご紹介します。
このカクテルはドイツのハンブルグ市で生まれたと言われています。
名称の由来は 諸説は色々ありますが、ロシア男性の名前に多い事からとか、 ロシア皇帝のニコライ2世がウオッカをレモンとともに飲んだことが由来だといわれています。
飲む時は先ず砂糖を盛ったスライスレモンを口に含んで噛み、甘酸味が広がったところで、ブランデーを流し込み口のなかでカクテルにします。
ちょっと 楽しいカクテルですね。

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グラスホッパーカクテル

今夜はグラスホッパーカクテルで、楽し みましょう。
※ 名称は昆虫の「バッタ」の意。
このカクテル、最初はプースカフェ・スタイルで作られていました。 ホワイトカカオ、グリーンミント、フレッシュミルクの順に重ねていましたが、次第にシェークして注ぐようになりいました。 シェークをすることによってより丸みのある、ふくよかな 味わいが楽しめます。
今宵は、心を穏やかに、スイートな夜を楽しみましょう♪

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ホーセズネック

今宵は、ホーセズネックを楽しみましょう。
ホ ーセズネックはコリンズグラスなどの中にらせん状にむいたレモン一個分の皮をグラスの中に入れ、 端をグラスの縁にかけ、それを馬の首に見立てている処から、このネーミングがつけられました。
※ ベースは、ブランデーに限らず、ウイスキー、ジン、ラムなど様々なスピリッツを使います。 ベースに使ったスピリッツの名を冠して、例えばブランデー・ホーセズネックなどと呼びます。 ノンアルコールカクテルでレモンの皮をらせん状に剥いていれた、シャリーテンプルと云う名のカクテルもよく飲まれています。 ちょっと、お洒落な気分になってしまうかも知れませんね。

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バレンシア カクテル

由来: バレンシアとはスペイン中南部の地中海に面る都市の名で付近はバレンシア・オレンジの特産地です。
その特産オレンジを使うところから、このカクテル名が生まれたものと思われます。
※ 炊き込みご飯(パエリア)の、発祥の地でもあり、このカクテルはパエリアの為のアペリティフとしてもピッタリの味わいです。

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マルガリータ カクテル

今宵は、マルガリータを楽しみましょう♪
マルガリータはスペ イン語の女性名で英語のマーガレットにあたります。 1949年ロスアンゼルスのレストラン 、テール・オ・コックのバーテンダー、ジャン・デュレッサー氏によって作られ、 その年の全米カクテルコンテストで3位に入選した。
カクテル名は、作者が若き日に恋人と二人で狩猟に出かけた時に、不幸にして流れ弾にあたって亡くなったその恋人の名をつけたものです。
※ 1949年のレシピは、テキーラ45ml ライム30ml レモンジュース30ml ホワイトキューラソー7ml を バーブレンダーでブレンドしスノースタイルにして、シャンパングラスに注ぐという かなり酸味の強いものでした。 今日は、好きだった人の事を思いつつこのカクテルを飲んでみましょう。

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モスコミュール カクテル

由来: 1940代の初め、ハリウッドの コックンブルというレストランの所有者 ジャック・モーガン氏が考えだしたと言われています。 それをスミノフウオッカの販売元ヒューブライン社のジャック・マーチン氏が知り、ウオッカ販売の手段として、1946年からこの処方を大いにPR し、 それと共にスミノフウオッカの人気も高まりました。
※ モスコミュールの誕生の裏話
上記の ジャック・モーガンは、店で出すカクテル「ピムス カップ」のため、このカクテルがさっぱり注文されず、 ピムスというリキュールも、ジンジャービァー の炭酸飲料も倉庫に眠ったまま! そこでジンジャービァーの在庫を減らす為にウオッカを使ったモスコミュールを考案しました。 また、ジャックには、銅製のマグカップの製造に関わっていた女友達がいた。 このマグカップも売れ行きがよくなく、「モスコミュールにうちのマグカップを使ってみたら」と言う彼女の提案を受けて 店で試したところ「容器が変わっていて楽しい」と評判になりそれを聞きつけたスミノフウオッカの営業担当ジャック・マーチン。 彼もウオッカの売れ行きがはかばかしなく苦労していました。 そこで、新機軸のカクテルを早速ウオッカの P R に利用する事にした。 三者三樣の苦境の中でうまれたカクテルです。 昔から、「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、親しい仲間と一緒に飲んだら、素敵な発見があるかも知れませんね♪

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オールドファッションド カクテル

由来: ケンタッキー州ルイビルのベンデニス・クラブのバーテンダー によってつくられました。 クラブ競馬のファンにセーブされていました。 当初バーボンウイスキーにシロップやソーダー、ビタースを加えミントの葉を飾っていました。 その処方が古風なトデイに似ている事からオールドファッションドと命名されたそうです。
※ ベースはライやバーボンなどアメリカンウイスキーが多いですが、ブランデー、ドライジン、ラム、なども使われる、 角砂糖を溶かす為に少量の水のやプレーンソーダーを加える処方もあります。

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アレキサンダーカクテル

今宵は、アレキサンダーカクテルを楽しみましょう。
由来 イギリス国王 エドワード七世の王妃 アレキサンドラに捧げられたもので、初めはアレキサンドラと女性名がついていました。 この、カクテルは ペースを変える事によって ネーミングが変わります。 ウォッカベースはバーバラまたは、ルシアンベア、 ジンベースではプリンセスメリー、ラムベースではパナマ、テキーラベースではシルクストッキングとなります。 カカオリキュールをメロンリキュールに変えるとミドリアレキサンダーとなります。
今宵は、まったりと、甘〜い 夜を過ごしてみませんか。

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ギムレットカクテル

今日は、ギムレットカクテルを 楽しみましょう。 ギムレットの由来を訪ねてみましょう♪
由来:イギリス生まれながら、初めはプリマスジンとローズ社のコーディアルライムジュースを使って甘口に作られていました。 だが、現在はフレッライムジュースを使用する傾向ですが どちかを選ぶのはバーテンダーのセンスによります。 1880年英国海軍の軍医T・O ギムレット卿 が 、健康の為にジンをライムジュースで薄めて飲むようにと提唱し、 これがギムレットの始まりとなりました。 当時はジン&ライムと呼ばれていました。 まあ、ジンライムをシエークすると ギムレットだと思えば分りやすいですね。
作家 レイモンド チャンドラーのハードボイルド小説の中で ギムレットの味を (柔らかさと鋭さが一緒になっていた)と翻訳家 清水俊二 に訳させています、 (ギムレットはジンとローズのを半分ずつ、他はなにも入れないんだ) また 有名な (ギムレットにはまだ早い)の 名台詞!また、 (暑いところの飲み物かと思う)という下りがこのカクテルの真髄を表しているとおもいます。 この、暑い夏 ギムレットでスカッと乗りきりましょう♪

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ジンフイズ

今日は、ジンフイズを楽しみましょう。
ジンフイズは1888年にヘンリーラモスが作ったとされています。
フィズとは、炭酸ソーダー の「シャーッ」という音を表す擬音語!
バーテンダーの腕が問われるカクテルです。
シェーキングの技量は勿論ですが、ジンとレモンと砂糖 炭酸ソーダーの微妙なバランスが 特徴です。
今日も、心を込めて作らせていただきます。

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モヒート

ヘミングウエイが愛した「モヒート」!1890年代にキューバで生まれました。
ミントとライムが奏でる清涼感溢れるカクテルです。
この暑い夏を笑の館の「モヒート」で爽やかにお過ごしください。(^^♪

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